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アメリカへの渡航に必要なESTAの申請について

こんにちは。Enrich Trip えんとりのNaoyaです。

以前、キューバの渡航にはツーリスト・カードというビザに該当するものの申請が渡航前に必要なことを以下の投稿でご紹介しましたが、今回は比較的メジャーなアメリカのESTAについてご紹介します。

 

目次

  1. ESTAとは
  2. 申請にあたっての準備
  3. 申請と支払い
  4. さあ、アメリカへ

 

1ESTAとは

Visa Waiver Program(ビザ免除プログラム)の対象国である日本のパスポートを保有している方が、アメリカへ渡航する際に事前の申請を求められるのがESTAです。

ビザ免除プログラムの対象国の者が申請するものなので、厳密に言うとビザではないのですが、ESTAに申請をして事前の承認を得ていないとアメリカへの入国は叶わないので、ビザの申請ほどは大変ではないけれど同等のものと捉えておくのが良いかと思います。

申請にあたっての条件は、以下のとおりそれほど厳しいものではありませんので、短期間の旅行であればほぼ間違いなく申請が可能です。

  • ビザ免除プログラム加盟国のパスポートを有すること
  • 渡航期間が90日以内であること
  • 渡航目的が商用または観光であること

 

上記に該当しない渡航としては、例えば留学が挙げられます。

留学の場合には例え1ヶ月程度の短期のものであったとしてもビザの取得が必須です。

 

また、日本のパスポートを保有している場合であっても以下のとおり例外があるので要注意です。

  • イラン、イラク、スーダン、シリア、北朝鮮のいずれかの国籍を有する二重国籍者は対象外
  • 2011年3月1日以降にイラク、イラン、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン、北朝鮮に渡航または滞在したことがある者は対象外

 

上記の条件に該当してしまった場合、ビザ免除プログラムの対象外として扱われるため、アメリカ渡航のためにはビザの申請が必須になるので注意しましょう。

 

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2申請にあたっての準備

では、ESTAの申請に必要となるものや情報を確認しておきましょう。

  • パスポート
  • アメリカでの滞在先の情報
  • 様々な個人情報
  • SNSアカウントの情報
  • クレジットカード

 

まず、日本のパスポートは「6ヶ月以上有効であること」という条件が免除されているため、アメリカ入国から日本へ帰国する日まで有効なパスポートであれば利用可能です。

移民や不法就労目的ではないことを確認するためかと思いますが、アメリカでの滞在先を申請する必要があります。ここでいう滞在先とは「ホテル」のことですので、ESTAを申請する前にキャンセル可能なプランでホテルを予約しておくことをオススメします。

両親の名前、勤務先の情報(従業員数など)や勤務歴など、様々な個人情報が問われます。特に勤務先の従業員数などは調べないとわからないという場合もあるかと思いますので事前に調べておくと良いでしょう。

さらに利用目的がわからなくなりますが、FacebookやInstagramなど、利用中のSNSアカウントを申告するよう求めてきます。投稿内容などから危険人物でないかどうかの判別をしているのでしょうか・・・。

ESTAの申請時には、最後に14USドルを支払う必要があります。この時、クレジットカードで支払う必要があるので手元に準備しておきましょう。

これらの物や情報の準備が整ったら、アメリカへの渡航を予定している日から72時間以上前までに申請をしましょう。

3申請と支払い

全ての準備が整ったらついに申請です!

ESTAをGoogleなどで検索すると非常にたくさんの情報が出てきます。

中にはESTAの代理申請を行う代わりに手数料を取るようなサイトもあるので気をつけてください。

ESTAの申請ページへアクセスするには在日米国大使館・領事館のウェブサイトを経由するのが安心です。

ビザサービスのページにESTA申請公式サイトへのリンクがあるのでクリックしましょう。

画面右手にある「新規の申請」をクリックすると、注意事項等を確認し同意した後、多くの情報を入力する画面が続いていくので指示に従って入力していきましょう。

ESTAの申請ページは上記キャプチャを見ていただいてもわかるとおり日本語になっているので、「英語は不安」という方でも安心して申請できますよ。

全ての設問への回答が完了したら、最後にクレジットカードで14USドルを支払ったら一旦手続きは完了です。

申請時に入力したメールアドレスへ受付完了のメールが届くので確認しましょう。

(この時点ではまだアメリカへの渡航が認められたわけではないので注意しましょう)

4さあ、アメリカへ

申請後に届いたメールに受付番号が記載されているかと思うので、ESTAの申請が承認されたかどうかを確認します。

メールを受信してからおよそ半日後くらいに改めてESTA申請公式サイトを訪れ、次は「既存の申請内容を確認」をクリックしましょう。

受付番号の他、パスポート番号や生年月日を入力することでESTAの申請結果を確認することができます。

承認されていた場合には、念のためにその画面を紙に出力し、それを持参してアメリカへ向かいます。

万が一承認されなかった場合には、ビザの申請をすることとなります。ESTAの場合にはほぼ翌日には結果がわかりますが、ビザの取得が必要となった場合には多くの時間を要することになるので、ESTAの申請も余裕を持っておこなっておくのが賢い選択ですね。

 

最後に、ESTAが承認されていてもまだアメリカへの入国が確約されたわけではありません。

入国審査で無事承認されることを祈りましょう!!

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